先日は、板橋区青少年健全育成前野地区委員会、東京都が主催する「令和7年度前野地区青
少年健全育成講演会」にて英語落語と講演を行いました。
1部は英語落語、2部は講演会で「伝統芸能の世界から多文化共生と多様性を考える」という演題でお話させて頂きました。
1部では、日本語での解説も交え、英語落語を披露し、さらに、海外公演で落語を披露する際、日本の風習、文化的な背景を前もって説明すること等、具体例を挙げながら説明もさせて頂きました。今回は、英語で「お菊の皿」を披露し、初めて英語落語をご覧頂いた方も多く、日本語の落語とは違った英語落語の面白さや魅力を感じていただき、お楽しみいただけました。2部の講演会では、私自身の生い立ちや落語家としての修行、多文化共生や多様性について、意識の違いや環境による違いにも触れながら、お話しさせて頂きました。参加者の方からは「新たな気づきや理解が深まった」との感想も頂き、また講演後には、様々な質問もいただきました。日本の「空気を読む」という考え方についての質問や外国人としての考え、外国人に対して、どのように対応すべきか等、皆様、大変関心をもって、熱心に耳を傾けていただき嬉しく思います。




