明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

明けましておめでとうございます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。Youtubeにて、本年のメッセージを動画で投稿しましたのでご覧いただけますと幸いです。本年もどうぞご贔屓によろしくお願い申し上げます。

ー2025年の目標ー

今年2025年は、日本語での落語と同様、英語落語も積極的に披露し日本人だけでなく、海外の方にも日本の伝統芸能である落語を楽しんでもらえるよう披露していきたいと思います。

さらに、長編「牡丹灯籠」は、全部で22の噺がありますが、昨年に引き続き覚え、色々な会で披露していきたいと思っております。

口伝で師匠から弟子へと江戸時代から伝わり、師匠方から噺の稽古をつけていただき覚える噺。これまで100席ほど、真打の師匠方に稽古をつけていただき覚えてきましたが、噺それぞれに噺家の思いや技術が表れています。一つ一つの噺を大切に披露し、また、より多くの噺をたくさんの方に知ってもらい、笑って、楽しい時間が過ごせたと思って帰っていただけますよう、これからも精進して参りたいと思います。

日本語学校に通う外国人学生のための落語会

昨日は、深川資料館ホールにて、日本語学校に通い日本語を学んでいる外国人の学生さんのための落語会のご依頼を頂き、披露してきました。

初級、中級、上級と日本語の習得レベルに差があるため、学生の皆さんが理解できるよう、私も大学で日本語を勉強し、中央大学、南山大学の留学生だったこともあり、語学習得の難しさは身に染みて分かっているため、日本語を勉強している留学生が理解できるような、やさしい日本語で、通常よりゆっくりとしたスピードで、落語の説明、落語の披露、ワークショップ(羽織を来て、扇子をもってしぐさをする、太鼓の叩き方などを説明する)を行いました。

太鼓の叩き方などは、寄席で行われる叩き方で、一つ一つの叩き方に意味があり、日本人の方でも知っている方は少ないのではないでしょうか?

学生の皆さんは、興味津々に聞いて下さり、またワークショップでは、大いに盛り上がりました。恥ずかしながらも、勇気をもって手を挙げ、多くの生徒が「ワークショップをやりたい!」と自発的に、ステージまで上がってきてくれました。ステージに上がると男性も、女性学生もとても楽しそうに堂々と、自己紹介をして、落語のしぐさをしていました。

そばを食べるしぐさ、お茶やお酒を飲むしぐさ、ラーメンを食べるしぐさもしてくれ、とても上手に一人ひとりしていました。

落語を聞いて、日本語を理解し、楽しく笑ってもらい、日本人だけでなく、海外の多くの皆様が日本の伝統芸能である落語に触れ、楽しんでいただける機会が増えると良いなとより一層感じることができた落語会でした。

大学に通う留学生や外国人を対象とした落語会のご依頼を来年も頂いており、名古屋や都内等で予定しております。また、英語落語会も継続して来年も、都内で開催予定です。

ご興味がありましたら、ぜひご来場ください。また、外国人のための落語会や日本人のための英語落語会、ワークショップ等のご依頼等もお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今週末は、新潟へ

寒さも本格的になってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先週は大阪、今週末は、ご依頼を頂きまして新潟、湯沢東映ホテル様での落語会です。

お近くにお住いの皆様、お時間がございましたらお気をつけていらっしゃってくださいませ。会場でお会いできるのを楽しみにしております。

どうぞ足元、体調にお気をつけてご来場下さい。

東京の観光業界の方々に向けたトークセッションと落語

先日は、東京都の観光を先導する公益財団法人 東京観光財団、日本旅行様が主催するホテル椿山荘東京で行われた東京観光財団賛助会員交流会にて、トークセッションと落語披露をご依頼頂きました。

東京の観光を先導する東京観光財団、また旅行会社、ホテル、不動産業等、観光業界の400名の方々に向けて、日本の伝統芸能の世界に生きる外国人の視点、日本の伝統芸能、海外と東京の観光の違い、グルテンアレルギーである私も含めて海外と日本のアレルギーやビーガン等に対する食の基準ついて等お話させていただきました。

また、落語も日本語、英語、スウェーデン語で紹介しながら、1席披露させていただき、皆様にお楽しみ頂けましたようで何よりでございます。

東京の観光のスタンダードが少しでも海外の基準と同じになるよう、またそれ以上になるよう、私も日本に住まわせて頂いている一人として東京の観光産業、観光業界が活性化する一助となれればうれしく思います。

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丸紅社友会様を対象とした講演会や公益財団法人東京観光財団会員様を対象とした落語とトークセッション

先日は、丸紅社友会の皆様にご依頼を頂きまして、講演を行いました。

また、ホームページにも掲載いただきました。 https://www.marubeni-shayukai.com/event/event_report/entry-1032.html

最近では、落語以外にも講演や執筆、トークショー等のご依頼を頂いております。

スウェーデンについてや、留学、多文化共生、異文化理解等についても、留学生活を送った私の経験や、日本に11年住む外国人としての私の目線、落語家として日本の伝統芸能の世界に身を置く私の目線、海外からの視点等、様々な観点からお伝えし、また落語の噺も踏まえつつ笑いありのお話ができればと思っています。

機会がございましたらお声がけいただけますと幸いです。 

また、来週は、公益財団法人東京観光財団の会員様限定を対象とした落語披露とトークセッションです。伝統文化、伝統芸能、インバウンドや観光等、深いお話がお二人とでき楽しみにしています。

秋田県での落語会

先日、ご依頼を頂き、兄弟子と弟弟子2人と共に、秋田県で落語を披露してきました。とても空気もよく、自然が多く、東京とは違う雰囲気で、おいしいきりたんぽ等も頂きました。

お客様も温かくとても良い落語会となりました。新聞にも掲載していただきましたので投稿します。

地方での落語会もご依頼があれば、全国各地にお伺いし落語を披露しております。(ご興味のある方は、お気軽にホームページの問い合わせフォームからご連絡下さい。)

皆様のお近くで落語を披露する機会がございましたら、ぜひ足を運んでいただけますようよろしくお願い申し上げます。直接お会いできる機会を楽しみにしております。

英語落語

先日は、ホテル 箱根小涌園 天悠さんでの英語落語でした。とても素敵なホテルで、外国人観光客も多く、英語での落語を楽しんでいただけました。

外国人観光客にも楽しんでいただける英語での落語。

落語家は、毎回毎回一つの噺を覚えるたびに、真打の師匠に稽古をつけていただく事が習わしです。覚えたい噺があれば、師匠にお願いし稽古をつけていただきます。

稽古を数回つけていただき、合格がもらえれば高座で、お客様の前で新しい噺を披露することが許されるというわけです。けして、自分で覚えて噺をしているわけではありません。これが、口承伝統です。

私は、英語に翻訳する際には、師匠方から教えていただいた噺を、江戸落語のニュアンスを残し翻訳し、海外の方にも通づるようなオチにしたり、日本語の噺と同じオチのまま訳します。単に日本語を英語に訳すというわけではなく、落語家だからこそ、師匠方に教えていただいた噺のポイント、噺のどこの部分が大切なのか等、色々と考えながら、一つ一つの日本語の言葉を英語では何が良いか言葉を選択、翻訳し、英語で披露しています。

言葉一つ一つで、ニュアンスが異なり、言葉が通じてもニュアンスが異なってしまえば噺の風情や噺の良さも変わってきてしまうのが、英語落語です。英語だからこそ、言葉の選択がより重要です。面白くない英語落語を聞いてしまえば、落語は面白くないということになり、海外で落語は広まりません。

日本語でさえ同じ言葉を使っているのに、噺家によって噺の面白さが変わる落語、英語であればもっとその差は出てきます。落語は、言葉と共に、もちろん、落語家としての技量が試される芸能です。

私は、スウェーデン、イギリス、フランス、ドイツ等ヨーロッパを中心に落語会を行っていますが、落語は海外で、芸術の一つです。

日本人で英語を学んでいる方、観光客として日本に来られている方が大いに楽しめる落語、落語家が出かけて、座布団があれば披露できる日本伝統芸能「落語」。

日本各地、色々な場所でより多くの方々に披露できれば幸いです。

インバウンド事業をされている方、機会がありましたら、ぜひお声がけ下さいませ。

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講演のご依頼もお受けしております。

今月は、落語会や寄席、加えて講演のご依頼をいくつか頂いております。

日本語で、1時間の講演もあれば、90分の講演の場合もあります。皆さん興味深くお聞きいただき幸いです。

先週は「落語は海を越えて」、今週は「スウェーデン出身の落語家 三遊亭好青年からみえる日本の伝統芸能」という題でお話致しました。落語家になるきっかけ、日本での留学生活、スウェーデンの地理、スウェーデンの食文化や観光、スウェーデンの習慣や行事、お祭り、スウェーデンと新作落語、古典と新作落語の違い、外国人から見る日本の伝統芸能、徒弟制度、日本各地の落語会や海外での落語会、上方落語と江戸落語、日本と海外の笑いの違い、海外で落語を披露すること等、様々なトピックに触れ、笑いありの講演で皆さんに楽しんでいただいております。講演に加え落語も一緒にご依頼の場合もあります。

ぜひ、機会がありましたらお声がけ下さい。

一般の方も入場可能の講演会等もイベントによってはありますので、機会がございましたら足を運んでいただけましたら幸いです。私のHPやSNSからスケジュール等イベント情報はご確認いただけます。週末は箱根のホテルで、英語落語を披露します。

皆さん、良い週末をお過ごしください! 

IFSA留学生川柳の審査員を今年も務めました。

全国の留学生から提出された2045の応募作品から、賞を決める審査員を今年も担当させていただきました。留学生の視点、私も日本にいて同じように感じる点等、共通するところが多々ありました。

私は、短歌や習字を落語に生かすため習っていますが、俳句や川柳等、日本ならではのものだと思うので、多くの人に親しんでもらえるとよいですね。

現代思想 11月増刊号 「わたしの留学記」への執筆

10月9日刊行で、11月増刊号「わたしの留学記」で、執筆のご依頼を頂きました。

「留学が導いた私の人生」という題で書かせていただきました。

私にとって、海外である日本に住んでいること、そして、特に伝統芸能である落語の世界、日本人に囲まれ生活していることもあり、現在、ご自身が留学中でメッセージを送ってくださる方や留学についての質問、語学の上達や学習法について聞かれることが多々あります。

また、海外にご興味があり私の落語会に来てくださるお客様も多くいらっしゃると思います。

現在海外に留学されている方、また、これから留学しようと考えている方、ぜひ参考になればうれしいです。私の留学時代の日々、語学習得のため奮闘した学生生活、落語との出会い等が書いてあります。機会があれば、ぜひ本屋さんで、お手に取っていただけると嬉しいです。