
本名 Johan Nilsson Björk(ニルソンビョルク ヨハン)
出身地 スウェーデン王国、ウプサラ生まれ
出囃子 ウプサラは最高



略歴
スウェーデン、国立ストックホルム大学卒業(日本語学専攻)
ストックホルム大学に在学中、2010年に南山大学、2012年に中央大学に留学
大学卒業後、再来日し東京フィルムセンター映画・俳優専門学校に入学(俳優総合専攻)
2016年7月15日、三遊亭好楽に入門。前座名「じゅうべえ」4年間の修行を終え、
2020年8月に二ッ目に昇進となり「三遊亭好青年」と師匠から命名される。
江戸時代から400年続く落語の世界で、ヨーロッパ出身初のプロの外国人落語家となる。さらに、スウェーデン人では初めての落語家となる。
五代目圓楽一門会に所属。江戸落語では、唯一の外国人落語家。

日本や日本語に興味をもったきっかけ、落語との出会い
幼少時代に、日本のゲームやスウェーデンで放送されていたドラゴンボール、セーラームーン等のアニメを見て、日本に興味をもつ。また、スウェーデン大使であった祖父の影響もあり、祖父の赴任地であったアジアに興味を惹かれた。
高校時代には、外国語の授業で日本語を選択、大学でも日本語学を専攻。国立ストックホルム大学在学中、交換留学生として、南山大学、中央大学に留学。1度目は南山大学に留学するが、あっという間に過ぎてしまった思い出に残る半年の留学生活。もう一度、日本で学びたいと思い2度目の留学を決意。国立ストックホルム大学は留学先として、3つの大学の選択肢があり、京都大学、東北大学、中央大学があったが、今度は東京に行ってみようと中央大学を選択。交換留学生として1年間学ぶこととなる。新入生に向けたサークル勧誘活動で、偶然着物を着た学生から声を掛けられ、落語研究会に入部。中央大学を選択したことから、落語に出会い、留学が結果的に私の日本での落語家としての最初のページを開き、人生を導くきっかけとなった。
ストックホルム大学では、日本語専攻の学生は入学時200名程だったが、卒業できたのは15名で卒業論文には落語「権助魚における人間関係」を書いた。卒業論文を書き上げストックホルム大学を卒業し、日本への思いが心に残り、再来日。
来日後は、東京の俳優専門学校に通い、演技の勉強する毎日を送る。専門学校に通いつつも、やはり落語家になりたいという気持ちが芽生え、寄席通いを始めた。師匠三遊亭好楽に弟子入りを許可いただき、2016年から前座修行を始め、2020年に二ッ目となる。
現在は、江戸落語の世界で修業を積みプロとなった初の外国人落語家として、日本各地での落語会だけでなく、落語をスウェーデン、さらにヨーロッパを中心に世界に広めたく、2021年からドイツやスウェーデン等、ヨーロッパを中心に海外公演も行う。2024年にはイギリス、フランス、スウェーデンでのヨーロッパツアー公演も行った。
落語だけでなく講演、イベント司会、ラジオ、テレビ、CMにも出演。最近では、執筆の依頼、テレビでの司会やナレーションも務め、多方面で活動している。
◆出演した各出典のYoutube動画等は、こちらから視聴できます⇒ こちらをクリック
◆NHK WORLDは、こちらから視聴できます。「My Job in JAPAN2025」⇒ こちらをクリック ※クリック後、WATCH NOWの横の赤いボタンを押すと映像が流れます。(総合司会、ナレーションを担当、落語会が紹介されています。)
ぜひご覧ください!


















ー2025年の目標ー
今年2025年は、日本語での落語と同様、英語落語も積極的に披露し日本人だけでなく、海外の方にも日本の伝統芸能である落語を楽しんでもらえるよう披露していきたい。
さらに、長編「牡丹灯籠」は全部で22の噺があり、昨年に引き続き覚え、稽古をつけていただき、各地の会で披露していきたい。






海外での落語会
母国スウェーデン、フランス、ドイツ、イギリス等ヨーロッパを中心にスウェーデン語、英語で海外公演を行っている。寄席や落語会では日本語で落語を披露し、近年では、日本でも、英語で落語を聞きたいという要望も多く、さらに落語の魅力を海外に広めたく英語落語も披露する。英語落語を披露する際は、師匠方から教わった噺を自分で翻訳し、江戸落語の要素やニュアンス、日本語の言葉を大切に、落語家だからこそできる翻訳をし、外国語(英語、スウェーデン語)で落語を披露。落語を、座布団の上で扇子と手ぬぐいのみで演じるミニマルスィックな日本の芸術として、特に母国スウェーデンでは、幅広い年代に向けて博物館や大学、ホール等様々な場所で披露し、依頼も受けている。




